【2月27日開催 アクセス×スポキャリ】 東京体育会学生就職活動スタートアップセミナー
2021/03/02
「就職活動スタートアップセミナー」で就活解禁に向けて意欲新たに2月27、28日両日に東京、大阪で開催
22年卒の就活は「3月1日には企業広報解禁、面接は6月解禁」というルールのなか、いよいよ本格化する。コロナ禍の中、無事に就職できるかどうか、焦る気持ちを抱える学生も多いという声も聞かれている。
体育会学生の就活を、(株)アクセスネクステージとコラボしてサポートしてきた(株)スポキャリでは、就活解禁を前に2月27日(東京)、28日(大阪)で、「スポキャリ×アクセス 体育会就職活動スタートアップセミナー」を開催した。
東京・渋谷のセミナーには、8社のゲスト企業、30人の体育会に所属する学生が集った。
セミナーの冒頭には、(株)スポキャリの岡泰秀会長が、あらためて体育会学生の”強み”、そして就職戦線の現況を学生たちに説いた。
「頭の中で考えるだけではだめ、それを採用してくれる企業に訴えるには、しっかりと文字化、数値化しておくことが大事」と強調したが、学生たちは一言も漏らすまいと、しっかりメモを取る姿も見られた。
◆どんな仕事に就こうとも、「興味を持とう」と呼びかけ
後半は、プロ野球日本ハムファイターズの1997年の1位指名選手、昨年まで独立リーグの新潟アルビレックスBBCで監督を務めた清水章夫氏による講演が行われた。
清水氏は高校まで軟式野球部、大学から硬式野球に転じてドラフト1位指名を受けるという異色の経歴の持ち主で、ある意味”逆境”から這い上がってきた選手。
プロ野球の世界でも、故障に苦しみながらも、”復活”を果たしてきた。今回参加した学生たちにとっても、その考え方や、セカンドキャリアに臨む姿勢には訴えるものがあったはずだ。
清水氏は「どんな企業、環境で働くとしても、大事なことはその仕事に”興味を持つ”こと、そして常に周囲を見ながら”気付き”が大切」と学生たちに語り掛けた。
それが仕事を楽しむことにつながり、新しい仕事にも早く慣れる。ひいては「仕事そのものへの楽しみに気付くことになる。無関心はダメだ」と強調した。
学生たちにとっては、就活はその清水氏の言う「新しい環境」であることは間違いない。希望通りの就活がかなわないとしても、そこに関心を持つことが将来的には『就活の成功』となる。
清水氏は「これからの人生のほうが長い。60歳、70歳になってから幸せだったと思える人生になればいい、と恩師に言われたことがある。若いころはピンとこなかったが、今ならわかる」と言った。
世の中は刻々と流れていく。今の人気企業が50年たっても人気企業であるかどうかはわからない。
しっかりと就活に臨んで、就職を果たしたのちには、しっかりと関心、興味を持ち、仕事への楽しみを持つことが、将来的な自分自身の”成功”を導き出すことになるはずだ。
(写真説明)
清水章夫氏と岡 泰秀(㈱スポキャリ取締役会長・阪神大学野球連盟常任理事)が、トークショー形式を行った。熱心に聞き入る参加学生たち。
(写真説明)
7社が参加。それぞれのブースで採用担当者が熱心に会社説明を行う。
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