体育会学生は就活に困らない? 強みと弱みを1分で解説!
2020/09/05
コロナ禍で体育会学生の就活にも影響が出ています。
今後、22卒では更に厳しい状況になるのではと予想されています。
これまで体育会学生は就職に有利というイメージは、皆さんもどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、体育会学生でもなかなか内定獲得まで苦戦をしている学生が多いということもあります。実際に練習や試合などの部活に時間をとられ、なかなか就活の時間を確保できないという人もいます。
では、体育会学生の強みと弱み、向いている職種及び就活を進めるうえでの注意点をまとめてみました。
なぜ、体育会学生が就活に有利なのか?
体育会学生がほしいと思われるのは、どういう点であるのか?の理由を見てみましょう。
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体力や精神力がある
体育会の部活は、過酷な練習が当たり前に行われています。厳しい練習を行っている学生たちは自然と体力
が身につきます。さらに厳しい練習を持続的に行うことで、自然と高い精神力が養われていきます。
これまでの経験で培った体力・精神力は、営業職に活きてきます。
営業職は得意先への訪問、新規受注のための営業活動、得意先との会食など多岐に渡ります。さらには問題
が発生した際のクレーム対応、営業ノルマの達成へのプレッシャーなど高い精神力が求められることも多い職種ですが、受注できた喜びや企業によってはインセンティブがあるなど、やりがいを感じることも多いでしょう。
営業職は会社の存続には欠かせないもので、従業員に雇っていくためには継続的な受注が絶対必要です。そのため売上をあげていく営業は重宝される職種です。
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結果に対して、ストイックに取り組むことができる
スポーツではやはり勝負毎ですので、勝つことを求められます。社会人になると更に結果を出すことが求められるようになります。体育会学生は勝利に向けてのトレーニングや食事を調整し、行動することができます。
そんなストイックに努力を積み重ねられる姿勢は、気楽な遊びなどに逃げがちな一般学生よりも好印象を受ける
ことでできます。成果を出すというフローを考えられる点について、社会人として期待されることになります。
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チームワークが期待できる
競技によってチームプレーに重きを置くものも少なくありません。個人の能力が高いことはもちろんですが、就活となると採用担当者の視点は、周囲との協調性を重視することがほとんどです。その点、体育会学生は自然と周囲との連携をとって日々過ごしているため、協調性があるという力を証明していることになります。
では、体育会学生の弱点は?
一般的に「体育会学生は就活に有利」と言われていますが、弱みがあることも事実です。
では弱みについて確認してみましょう。
・ 精神論が仇になる
これまで記載した通り、体育会学生は比較的、高い精神力があります。しかし、度をすぎれば「結果が出ないのは努力が足りないから」「辛くても頑張れば問題ない」といった精神論を持ち出すこととなってしまいます。
問題が発生したときには、その原因や背景としっかりと見定めたうえで、具体的な解決策を導き出すことが大切です。
また、体育会組織は上下関係が保たれ、場合によっては「指導者・先輩の言葉は絶対」という暗黙の了解があります。
そのため自分に部下ができた場合に精神論によって、理不尽な指示を下すリスクも生じるでしょう。
そのような接し方は部下との関係を悪化させ、結果としてチームを崩壊させてしまうかもしれません。
相手の気持ちを考え、自分の言葉や態度が最適なのかを念頭においたうえでコミュニケーションをとることを意識する必要があります。
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慢心する
「体育会はニーズがあるから・・」とか「有利だから・・」という話から学生の中には、それを信じるあまり慢心するケースも見られます。
また、部活のOBや指導者のつながりからOB訪問や特別なオファーを貰う可能性もあります。それに甘んじたばかりに入社後に能力を出せず、「こんなはずじゃなかった・・」という後悔をさけるためにも「その仕事は本当に自分に向いているのか」を冷静に考え、希望する職種や業種の研究を徹底しましょう。
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ルールに従えるが、作り出す事ができない
体育会学生は、礼儀やこれまで作られてきたルールを重んじる傾向にあります。その反面で「なぜ、このルールが
あるのか」といった考えに至らず、時代や状況が変わったとしても古い習慣に囚われてしまいがちです。
そのため、クリエイティブな仕事には不利な事が多いです。
今後はルールがすべてだとするのではなく、改善の余地を追求し、周囲の意見に積極的に耳を傾けるようにしなければなりません。
体育会学生の強みを生かす自己PR
自己PRに使えるエピソードが多くある体育会学生ですが、コツを知らずに自己PRを作ろうとすると、どうしても内容がライバルと似てしまいます。自己PRを作る際に押さえておきたい注意点を教えます。
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役職の経験は内容に影響しない
自己PRを考える時、主将や部長、マネージャーといった役職がないからと体育会での経験を書くことをとまどう人もいるでしょう。
しかし、企業の採用担当者は役職よりも部活を通じて、どのような学びを得たかに注目しています。
たとえ役職についていなかったとしても、「相手チームの分析で勝利に貢献した」などというエピソードがあれば、自己PRでの武器になります。自分が経験したエピソードをもとに、どのような学びを得られたのか説明できるよう振り返ってみましょう。
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具体的な数字を入れる
部活をもとに自己PRを作ろうとすると、「○○大会で結果を残すことができた」とか「下級生を指導した」などといった内容になりがちです。
そうではなく、「○年ぶりに○○大会に出場できた」「下級生○人を指導し、○人がレギュラーとして活躍してくれた」など、具体的な数字を入れたエピソードを作りましょう。
具体化することであなたが実際に経験したものとして説得力が増したものとなります。
さいごに
これまで体育会学生は、体力や挨拶、元気、ストイックなどを理由に就活でも有利だと言われてきました。
しかし、一般学生にも同様の資質を持った学生も多くいますし、体育会学生有利という話しを過信するあまり、業界研究や自己分析が徹底できていなかったことから就活がうまくいかないケースも見られます。
これまでの経験から自己PRを考えるとともに、自己分析や業界研究など、しっかりと準備をしておくよう心がけましょう!
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