【就活】面接を落ち続けている体育会学生に贈る!傾向と対策
2020/07/02
早いもので、月が変わり7月となりました。
コロナウィルスの影響で今年の就活は長期化となっていますが、内定が獲れて承諾を済ませた学生や内定をいくつか確保している学生がいる一方で、面接で落ちたなど内定をまだ獲れずに焦っている学生も例年より多いように感じます。
体育会学生にとっては、力の発揮をしづらいオンライン面接などが増えていることもあり、また面接ダメでした・・という
負のスパイラルに陥って自分を見失っている学生もいます。
21年卒就活の終盤戦を迎えるにあたり、もう一度、面接について整理をしてみましょう!
面接にはステップがある
基本から話しをしますが、そもそも面接にはステップがあります。
それぞれのステップで面接官のレベルも違いますし、評価軸(視点)も違っています。企業によって多少のバラツキはありますがおおよそ以下のような内容ではないでしょうか。
一次面接(人事担当者)評価軸:見た目・マナー・面接対応の安定感など → 各学校のキャリア部門の面接練習で行うレベル
二次面接(管理職クラス)評価軸:仕事ができそう・個の力がありそう・将来性など → 人間力を見る
最終面接(役員クラス)評価軸:今までの確認・リスクの有無・入社意思など → 熱意を見る
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各ステップでの企業側の視点については、よく理解して臨む方がいいでしょう。
極端な話しをすると最終面接では多少見た目やマナーが悪くても、熱意があれば受かるのです。
面接の中身を考える
では、面接はどのようになってゆくのか、自分でもなかなか振り返りが難しいところではあると思います。
ポイントをまとめてみました。
1.全ての面接では意図をもって対応する
社会人と学生の違いは、意図を持って行動しているかどうかが大きいかもしれません。
例えば、学校で先生に質問すれば普通に答えてくれますが、企業では「なぜ?それが聞きたいの?」となり、意図を問われます。
面接に置き換えると面接官の質問の意図を汲み取って理解し、的確に答えるということが重要になります。
2.事実を述べる
よく就活サイトなどで、リーダーシップをアピールしたほうが良いと書かれていることが多いので、例えば「主将でした」、「主務でした」などやってきたことだけを主張する人がいます。これではあまり意味がありません。
企業が聞きたい意図は、あなたが組織の中でどんな役割を果たしてきたかということが聞きたいのです。
主体的に行動してきた人物であるかどうかを見ています。
ですから、変にアピールするために話しを盛ってしまうと、嘘がばれてマイナスになります。
3.志望動機を整理しておく
志望動機の質問になると、なぜ?
と面接官に深堀りをされていきます。論理的にまとめておかなければいけません。
嘘があると破綻をしますし、よく考えていないとすぐに解ってしまいます。
幹をしっかりとし、枝葉を考え、手段と目的の使い分けをすることが重要です。
4.受ける会社に敬意を持つ
企業に対して尊敬の念をもっているかは、特に最終面接などではすぐにわかります。
学生はよく企業規模の大小や紹介されたからなどが態度に出やすい傾向があります。
特に学生にはいい会社と良くない会社を見分ける能力などほぼありません。
すべての企業に敬意を表して接することができれば最終面接で落ちている学生にも光が見えてくるのではないでしょうか?
5.価値観を使い分ける
自分の価値観と相手の価値観が違う時に、主張するところと譲るところを使い分ける必要があります。
なんでも自分の価値観で判断していると、「あんな会社こちらからお断り」みたいな考えになってしまいます。
社会人となるからには相手に譲った方がいいところの判断ができるようになりましょう。
6.逆質問をする
以前も記事に書きましたが、特に最終面接では役員クラスの方が対応すると思います。
入社意思や意欲を測ってきます。
逆質問の機会があった際には、面接官の心を動かすような話し(質問)をすることが決め手となります。
さいごに
この時期まで内定がなかったりすると、どうしたらいいか見えなくなってくると思いますし、
何故ダメなんだろうと考え込む人もいるのではないでしょうか?
長期化もあり、選考はまだまだ続きます。志望度が高くないから・・などという考えではなく、どの企業にも尊敬の念をもっ
て対応し、意欲的に取り組むことです。
学校のテストとは違います。就活における内定は得点では測れません。
この人が来てくれるか?
という確信と来てほしいという気持ちを与えることができれば内定は獲得できます。
最後までやりきりましょう!
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