東京体育会学生(スポキャリ×アクセスFOCUS) 「就職活動スタートアップセミナー」開催
2021/01/26
1月23、25日の2日間、東京、大阪、名古屋の3大都市でスポキャリとアクセス就活がコラボした就活セミナーが行われた。
東京・渋谷で行われたセミナーをリポートする。
この日は体育会学生の中でもアメリカンフットボール部に所属する学生を対象としたセミナーで、参加者は24人だった。
講演のゲストにお迎えしたのは日本アメリカンフットボール協会常務理事の輿亮(こし・まこと)氏。NHK BS1のNFL解説などでおなじみ。アメフト解説のエキスパートと称されることもある。
選手時代はもとより、アメリカンフットボール日本代表のサポートや社会人リーグの強豪・富士通フロンティアーズでも監督を務められた経験がある。
参加学生がアメリカンフットボール部に所属する学生だったこともあり、この日のテーマは「アメリカンフットボール出身学生のキャリア形成について」。輿氏はアメフト出身学生に特化したテーマを上げて、さまざまな角度から学生たちに語り掛けた。
◆適材適所の素養がアメフト経験者にはある
なかでも、興味を引いたテーマは「適材適所が求められる」ということ。アメフトというスポーツが、ポジションごとに大きく役割が異なり、それぞれに適材適所の働きが求められており、それは社会人になっても同様なことが言えるということだった。
確かに、企業に入社して求められる仕事は、それぞれに異なる。アメフト同様、そこには企業から与えられた仕事を、企業の中で適材適所となるかどうかがカギであり、それを克服する力がアメフト経験者にはあるのではないか、という話でもあった。
おとなしく、講演に耳を傾けていた学生たちが、一様に手元に置いたノートにメモを取り始めたのも、学生たちにとって興味深い話だったからに違いない。
また、雇用形態が刻々と変化してきており、社会人になる学生たちにとっても、その変化に備えることが大切とも説いた時には、学生たちの目の輝きが変わってきたように見えた。
スポキャリの高橋茂社長は「希望する企業に入ることは、ゴールではなく、スタートラインに立ったということ。卒業後の、50年続く人生を考えたら、就職できたことで安閑としていたら、人としての成長は期待できない」と学生たちの奮起を促した。
3月からの就活の本格化に向け、22年卒の学生たちにとっては格好の刺激剤となったはずだ。
熱心に講演を聞く各大学アメリカンフットボール部の学生達
(写真説明)
体育会学生にキャリアプランを説く、(株)スポキャリ髙橋社長
特にアメリカンフットボール部の学生の強みについて想いを語る
(写真説明)
ゲスト企業よりそれぞれのブースで採用担当者が学生向けに熱の入ったプレゼンが行われた。
SNS
@spokyari2020