【22卒】就活の序盤!セミナー講師から見た体育会学生
2021/02/25
【スポキャリ講師の目から】
スポキャリの岡です。新型コロナウイルス緊急事態宣言下により、毎年よりも講座をする機会が少なくなっていますが、3月1日の就職活動解禁日に向け、講師からの目として、どう見えているか? どのように戦って欲しいか?について、お知らせしたいと思います。
いつも話の中心は、『就活=ゴールではない、社会人になっても必要なキャリアプラン』と、『学生と社会人の違い』や『社会人になる前に体育会学生の強み弱みを理解する』について、また、【21卒】から始まった、「オンライン就職活動」の実態など、最終的に、どのように体育会学生である強みを伝えるか?をこれまで話してきています。
講師の目から感じた『体育会学生の本当の強み』
講師は、一人で学生の皆さん約30名に向かって、何か?を伝えようとしています。
不思議な事ですが、話をしながらも約30名くらいだと、姿勢や手の動きはもちろん、目の動きまで見える時が殆どです。
通常、合同説明会やグループワークなど、企業担当者1名~2名に対して、学生が3名~10名で行いますので、私が感じているよりも、様々で詳細に見られているという事でしょう。
通常の感覚で言えば、『着座している間、企業担当者に全てを見られている。』と言う事を意識して欲しいと思います。
そこで、話をしている大人が嬉しい事を大まかに2つ挙げてみます。
先ずは、『姿勢』です。猫背になっている姿や、前を見ようとしない姿は、非常に目につきますね。
多分、「前を見なくても聞いています。」という答えが出てくると思いますが、企業の担当者は、そんな姿も見ているでしょう。
就活だけでなく、人が話をしているにも関わらず、下を向いたりしていると社会人(日本だけでなく)としては、どんな優秀でも、出来ない人に思われますし、特に就活では、即戦力で雇用をする訳でなく、『将来どのくらい会社(組織・チーム)に役に立つ人材になってくれるのだろう。』と、今までの生き方を総合して、「ポテンシャル(可能性)」を雇用する訳です。最初は意識して姿勢を正すことは、非常に苦しい事でしょうが、意識して取り組めば、無意識になります。
たった姿勢一つが、と思いますが、社会人でも必要な技術ですので、頑張って欲しいです。
2つ目は、『リアクション』です。良く講師や先生、指導者から質問される事があると思います。そして、手振りや目線で話しかけるパターンもありますね。
その時に、話をしている人(学生から見ると大人:講師・企業担当者など)は、「ここは理解して貰いたい。」「聞いているのかな?」「重要ポイントだよ。」と、心の中で叫んでいると推測されます。
その時、「前を向き、目線を落とさず、うなずく学生」「メモを取ろうとする学生」など、非常に好印象に見えます。
教室とか、部活のミーティングで当てられ、皆の前で発言をしたくない人は、すぐに、最初に伝えた「姿勢」が悪くなりますが、正解を求めている訳でないのです。特に就活は「わからない事が大前提」くらいで良いので、企業担当者の話に対しては、「うなずく・メモを取る」と言う、「リアクション」をしっかりと行って欲しいと思います。
<ポイント>
体育会学生は、通常の部活の中で、実は、姿勢やリアクションは鍛えられている。リクルートスーツに身を包んでも、「言葉に出来ない強み」を持っていることを改めて、意識しよう。
1.面接だけでなく、会場入りから「姿勢」を意識する。
2.理解できる時の「うなずき」理解できない時の「メモ」という「リアクション」を意識
する。
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