【22卒体育会学生に贈る!】 スポキャリ講師の目から<時間編>
2021/05/04
スポキャリの岡です。当たり前にスポーツと生きて来た人生(影響のあった人生)だったと思いますが、新型コロナウィルス感染症の影響により、22卒の皆さんも昨年に引き続き、『歴史の1ページ』になる最終学年となりました。
社会勉強と言うには、あまりに重く、大きすぎる体験になっております。
私達、大人も未経験の事態で、誰もが悩む選択の中であえて優先順位を付けていく事も必要になります。
核心的問題(命:医療現場・経済的な損失・学業)と、周辺的問題(生きがい、ここで言うスポーツ)の整理も行い、走りながら計画を修正し、問題を少しでも解決して、長い人生の中で「スポーツをやっていて良かった」と思えるようにしたいと思います。
そんな中で『部活と就活・学業の両立』の中、活動時間が制限されて実感する事があります。それが『時間』ではないでしょうか?
以下、日頃お話ししているセミナーでの内容の一部です。
『そもそも、部活の活動時間を把握(意識)していますか』?
ここで、時間の質問をします。
・私(社会人)、皆さん(学生)、1日の時間は、何時間ですか?
・赤ちゃんと、100歳のおじいちゃんはどうでしょうか?
→ 結論:時間は、性別・年齢に関係なく、『平等』にある基準です。
【具体的な時間の見直し例】
Q昨日、何時~何時まで 何時間、練習をしていましたか?
A昨日は、16時~19時の 3時間です。
Qキャンプは?
Qテスト期間は?
Qオープン戦は?
また、移動時間はなど ?
を含めると、1日 ・・・時間
Q休みは? 週一回 と 長期休暇(年末年始など)
【ある強豪大学野球部での事例】
・練習通常 3時間 ・オープン戦 8時間
・テスト期間 1時間 ・キャンプ 10時間(宿泊もあるので24時間)
※一日平均 5時間にしよう。
※休み:週一回(6勤務:1休み) 年末年始など 15日間
(平均)
1日間 5時間 × 300日間(1年365日中) = 1500時間
※なんとこの大学は、1年間に1500時間、体育会の活動に携わっています。
なぜ? この話をするのか?
社会人とは、時間とお金(給与)のバランスです!
・社会人になっても、時間が重要である。給与というのは、自分の時間(24時間)のうち、1日あたり最低8時間を、約22日間(週休2日)、会社(組織)の為に使うものである。
・・・
先程の練習時間を労働に例えるならば、、
(バイトをしていたと仮定)
・時給1000円×1500時間=150万
※150万稼げるであろう時間を、社会人の感覚では『部活に投資』している。
最後に
体育会学生は、だからこそ、
・※150万稼げるであろう時間を、『部活に投資』している。
という現実を直視し、部活において、何を得たのか?を考える必要があります。
小学校から続けてきた競技活動において、時間を意識すれば、今、現在に出来る事は、
① 体育会学生としては、自分が部活でしんどいだけでなく、家族を含め関係者に感謝をするべき時間であった事。
② もう一度、見直す時間と自分自身の経験である【体育会の強み】とは、、、
仮想社会の経験者であること。→ しっかりとまとめ伝える「言語化」
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