体育会学生必見! 「自己分析」こそが最も重要な理由
2021/05/08
6月1日より面接解禁日となります。
実際には既に面接まで終了、内定をもらっている人もいるとは思いますが、6月から面接が本格化するのは間違いないと思います。
体育会学生の皆さんは、真剣に自己分析ってやったことありますか?
ただ内定をとるためだけではなく、「心から納得のいく進路が見つかる」「本当にやりたい仕事がわかる(やりたいことに気づける)」「自分らしく働ける会社と出合える」「入社してから『こんなはずじゃなかった』と後悔しない」など、これから長い社会人生活を迎える中、今後の進路を導き出すための自己分析って、この就活の時期しかできないですよね。
就活における自己分析とは過去の出来事に対して、自分の考えや価値観、特徴などをアウトプットすることです。
なぜ自己分析が重要か?
毎年、「就職活動で、もっと早く取り組めばよかったことランキング」1位が「自己分析」となっています。
(一般財団法人 雇用開発センターの調査より)。
自己分析の重要性は色々なところで言われていますが、毎年、同じ結果となっています。
分かっているのに、多くの学生が自己分析を後回しにして、同じ後悔をしてしまっている現状です。しかし、自己分析は進めていくと楽しくなってきます。
どんどん自分のことが分かるようになり、エントリーシートの作成や面接が楽しく、企業を選ぶ「軸」も明確になり、自信を持って楽しみながら、就職活動を進めることができるようになります。
「もっと早く取り組めばよかった」と後悔している人が多いことから、これは紛れもない事実だと思います。
体育会学生がやらない理由は、「部活が忙しい」「面倒」「やらなくても何とかなる」「難しそう」ではないでしょうか?
これからの50年近い社会人生活を棒に振らないためにも、まずは1日だけでも「自己分析」に時間をかけてほしい。
自己分析は、就活のあらゆるプロセスで必要
体育会学生から「自己分析はいつやればいいですか?」という質問がたまにあります
答えは「今でしょ」です! 気づいたときこそ、はじめるタイミングです。
インターンシップに参加する企業を決めるときから、インターン選考、インターン参加中、OB/OG訪問、本選考中はもちろん、内定をもらった後も有効です!
つまり、就活を行っているどの段階でも自己分析を行う価値はあるのです。
「なぜこの会社を選んだのか」
「どんな仕事をしたいと考えているのか」
「この仕事を通じて、会社や社会にどんな影響を与えたいのか」
「そもそも、自分はどんな人生を送りたいのか」
「本当にこの会社でいいのか」
などといった本質的な問いに、誰に対しても、偽りなく答えるためには、自己分析が必要不可欠なのです!
早い段階で自己分析ができれば、自分の選択肢と可能性がクリアになりますが、「もう間に合わない」とあきらめないこと。選考に落ちてから、あわてて自己分析を行う体育会学生も多いですが、そこからでも逆転はできます!
自己分析の目的とは
就活において、自己分析の目的とは何か、いろいろ書かれていることはありますが、大きなポイントを以下の2点に絞りました。
1.今後の進路の軸を見つける
今後の軸を決めていく=自分がやりたいことや譲れない条件など、企業選びの軸を作成することです。企業選びの軸
は、どの企業が自分に向いているかなど、エントリーする企業の「ものさし」になる部分です。
この軸をしっかりと定めて就活をしている人は、仕事選びのミスマッチを避けることができ、自分にあった仕事を選択する
力をつけることに繋がります。
自己分析の結果、会社に属することよりも自分で起業をして何かをやりたい、ベンチャー企業がむいている、大手で安
定志向など、企業選びに対する考えを明確にすることができます。
自己分析を通じて企業を選択する基準を少しでも多く設定することが重要です。
2.自分のことを明確に伝えられるようにする
就活においては特に面接時になると思いますが、自分のことを話して、面接官に伝わらなければ「自社に合う人材か
どうか」など判断してもらえません。
その前にそもそも自分の事がよくわかっていないという体育会学生がいます。それでは面接官に自分の事を売り込むこと
はできません。
就活とは「企業に対して自分の労働力を売り込むこと」だと言い換えることです。
自己分析のゴールとは?
では企業側はどういうところを知りたいか、リクルートの就職白書によると、企業が採用にあたり重視しているのは以下の3点です。(以下の表をご参照ください)
- 人柄
- 企業への熱意
- 今後の可能性
体育会学生が考えている所属クラブ・サークルに比べて、いかにこの3点が重視されているかよくわかります。
自己分析をして、自分が選択した企業の対してこの3点を中心にうまく伝えられることが、ゴールに近づくことではないでしょうか。
さいごに
正直、これまでの就職率等を考えると自己分析をしっかりやっていなくても、就職はできる会社はいくらでもあると思います。
しかし、先程も書きましたが、自己分析をしっかりやることって人生であるでしょうか?
ちょうど体育会学生の皆さんが社会に出ていこうとするタイミングで、ゆっくりと自分を分析するってことは就活だけではなく、今後の50年近く働いていく上での、ライフプランを考える重要なことではないでしょうか。
この自己分析を疎かにしてしまうと、自分の理想の人生から現実を遠ざけることにはなりませんか?
自己分析をするなら思い立ったらすぐやる!!考えれば考えるほど自分への理解が深まっていき、太い軸ができます。
その軸をもって、幸せな人生になるための手段として自己分析をやってみましょう!
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