【24卒】 体育会学生必見る! 就活のスタート時期とまずやるべきこと
2022/07/19
部活に忙しい体育会学生、いざ就活の準備を始めようとしても、具体的に何をすればいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。また、同僚と同じように準備をして、志望する企業に内定をもらえるのかと不安に思うこともあるかもしれません。この記事では、本選考に向けた準備としてやるべきことなどについてまとめました。
それぞれの状況と照らし合わせて、しっかりと準備をして本選考に臨みましょう。
いつから始めればいい? 就活スケジュールを把握しよう!
一般的に本選考が本格化するのは、2023年3月からです。しかし、近年の採用活動スケジュールは全体的に早期化しているといえます。
本選考開始時期は企業によって多様化しており、年明け頃や早いところで10月頃という企業も存在します。
特に部活などで忙しい体育会学生は「もっと早くから準備をしておけばよかった」と後悔しないためにも、少しずつからでも志望する企業の選考スケジュールに合わせて、準備期間を確保するようにしましょう。
そもそも何をすればいいか?
1. 自己分析をする
就活ではさまざまな場面で「自分はどういう人間か」を相手に伝える機会があります。自身のことですが、最初は言葉にしようとしてもうまくできないことが多いです。そこで、自分の価値観や人間性を理解してもらうために、自己分析を行いましょう。
これまでの経験や考え方を振り返って自分の強みや弱みを整理することで、具体的になぜ入社したいのかを言語化できるようになります。
また、自己分析は一度行って終わりというものではありません。就活の間に何度も自分の思いや考えをアウトプットして、深めていくことが重要です。
この「自己分析」はいつでもどこでもできます。体育会学生は学校が長期休暇に入ると部活により多くの時間を費やします。
自分で限られた時間を有効に使って、コツコツと準備する・できる人が最終的に成功する人だと思います。
2. 業界・企業・職種研究をする
① インターンシップに参加してみる
体育会学生は部活があるため、なかなかインターンシップに参加するということが難しいかもしれません。
ただ、1日体験など短期で行われるものも多くありますので、部活のオフに合わせて積極的に参加してみるのがいいと思います。
百聞は一見に如かずと言いますが、インターンシップに参加して実際に仕事を間近で見ることは、企業を深く知るきっかけになります。入社後に「想像していた業務内容とは違う」と感じることは少なくありません。厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」調査によると、新規大卒就職者の就職後3年以内の離職率は約3割となっています。インターンシップで仕事を体験しながら、事前に収集していた企業情報とのギャップを確認するだけでも、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
②企業説明会に参加してみる
企業の情報を集める手段の一つとして企業説明会があります。説明会には1つの企業のみで行う個別説明会と、複数の企業が集まって行う合同説明会があります。個別で開催される場合は開催企業への志望度が比較的高い就活生が集まり、企業が求める人材や仕事の一日のスケジュールなどについて、詳細を説明されることが多いようです。選考を受ける企業が決まっている場合は、積極的に参加することをおすすめします。
一方で、合同説明会では複数の企業について一度に情報を集めることができます。さらに、個別や合同のどちらにおいても企業説明会に参加することで、企業の社員へ直接質問ができるため、実際に働いている人の声を聞く機会が得られます。
③ 就活に向けた情報収集をする
就活の情報収集は、本やWebサイト、企業説明会・インターンシップへ参加するなどがありますが、OB・OG訪問も手段の一つとして考えられます。
OB・OG訪問とは、興味のある業界や企業で働いている先輩を訪ねることで、実際の仕事内容や社内の雰囲気などの情報を得て、業界、企業研究に役立てることです。また仕事のやりがいや苦労を当事者から聞くことで、業界や企業を深く知るだけでなく、自分の働く姿をより具体的にイメージできるため、失敗しない就職につながります。
体育会学生は部活のOB・OGから探してみるのがいいでしょう。その他キャリアセンターや所属ゼミなど、あなたの身の回りにあるグループからであれば探しやすいのではないでしょうか。その他、家族や親せき、友人と協力して見つける方法もあります。いろいろな人脈を活かし、志望する業界や企業の先輩を探してみましょう。
メールや電話などで企業の人事や訪問する先輩と連絡を取り、訪問日時を決めましょう。昨今は実際に会うことは少なく、電話やオンラインを活用する場合が多いようです。
ここで注意ですが、相手は仕事で忙しい中、あなたのために時間をつくってくれるということを忘れてはいけません。アポイントを取る際は、相手目線で失礼のないような対応を心がけましょう。
実際に訪問する際には、事前に聞きたいことを整理しておきます。先輩は「あなたの就活の一助になるなら」という気持ちで、OB・OG訪問を引き受けているはず。仲の良い先輩だからといって厚意に甘えすぎないよう、注意が必要です。時間はお互いに貴重ですから、実のある訪問にするためにも要点を押さえた会話ができるように準備しておきましょう。
また、訪問を終えたら、必ずお礼のメールや電話をするようにしましょう。
さいごに
人間はどうしても楽な方へ流れてしまいがちです。体育会学生は部活を理由に就活や自分の今後のキャリアについて考える作業を後回しにしてしまいがちです。
部活に費やした時間、部活や学校生活で学んだことなど、今後の人生において活かせる部分が誰にでもきっとあると思います。
体育会の活動を通じて得た強みなどを早めに整理をしてみてください。
また、自分の思考や軸をはっきりさせるために、時間が許す限りインターンや企業説明、イベントにも参加して情報収集をして準備を進めていきましょう!
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