22卒体育会学生へ贈る! 就活は早期化している
2020/11/07
ある大手の新卒学生の就活サイトによると、この時期の22卒生の登録数は21卒生の約150%アップとなっているようです。3年生の早い段階でのインターンシップなどを見据えての増加と思われ、21卒生よりも半年ほど早いペースで進んでいることが窺えるようです。
先日、22卒体育会学生のイベントに参加してくれた学生からも「今年は早く動かないと」とみんな言ってますという話しがあり、さすがの体育会学生も危機感を持っている印象です。
就活が早期化している理由
就活が早期化しているのは何故なのか?
考えられる1つ目の理由が、「通年採用」の開始。これまでは期間を限定して行う新卒一括採用を行ってきましたが、経団連より21卒春入社以降の学生に対しては指針を作らないこととなりました。
現在は、政府がルールの策定を主導して、3月に企業の採用情報解禁、4年生の6月に面接開始、10月以降に内定という方針となっています。
22卒生も同様のルールを踏襲する形になりますが、企業によっては優秀な学生を囲い込むために、その方針にはのらずに先行して説明会や先行が行われている実態があります。
そうした中でインターンシップなども業界や企業研究できるものだけでなく、内定に繋がるプログラムが増えてきているようです。
そうした状況は21卒でもありましたが、22卒ではさらに加速していくと思われます。
2つ目の理由はやはり新型コロナウイルスの影響です。
景気の悪化で売り手市場から買い手市場への変わり、これから厳しくなるという不安は22卒生を早期に動かしていると思います。
学生の周りにいる親やキャリアセンター、先輩などからの情報から焦る学生が増えているようです。
実際に企業の方も、新型コロナウイルスの影響で新卒採用を絞る企業が10~20%出てくるのではないかと言われています。
特にベンチャーや中小企業は、即戦力人材に力を入れていく傾向が強くなると思われ、新卒採用でもインターンに参加した学生の中から見極めて、学生を採用する動きが強まるのではないでしょうか。
ITや通信系企業などはインターン経由の採用のみに絞った企業もあります。若い企業では特にそうした動きが加速しているように感じます。
そういう意味では、インターンシップに参加しないと内定どころか本選考に進めないという学生が増える可能性が高くなります。
コロナで二極化が加速する中、体育会学生は?
いわゆる、上位校の学生は意識が高く危機感もありますが、体育会学生はまだまだ危機感が薄いように感じます。
体育会学生の方が内定を取るのが危うくなると思いますが、上位校の学生に比べてアンテナを張っている学生が少ないように思います。
大学もコロナの影響で、就職ガイダンスなども例年より遅れて開催され始めていると思いますが、意識の高い層と低い層で、現状は開きがあるように思います。
早めの就活スタートで決まる!
これからコロナの影響で更に環境が悪化する可能性があります。そうした中でも無事に内定を獲得するためには早めの就活スタートが必須です。
早い段からインターンシップやイベントに参加するなどして、企業の人と話しをすることで、受け答えや考え方が固まり
企業側からの評価も得られやすくなると思います。
さらに、インターンシップ等に参加することで、志望企業であれば内定に一歩近づくのはもちろん、志望業界や企業を
決める人であれば、自分がこれまで気づかなかったことなどに気づくきっかけになるかもしれません。
体育会学生の諸君、是非スポキャリのイベントを活用してください!
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