22年・23年卒 体育会学生の就活「やばい?」・「就職氷河期がくるのでは?」を乗り切る!!
2021/01/30
年が明けて新年最初の就職活動スタートアップセミナーを東京・名古屋・大阪と3箇所で開催しました。
これから就職活動本番の時期を控えて、22卒体育会学生の皆さんはこのオフの時期を利用して順調に活動できているでしょうか?
コロナ禍の影響で「22卒就活はやばい」「23卒就活はやばい」・「就職氷河期がくるのでは」と不安になっている学生も多いと思います。
就職氷河期といえば、リーマンショックで世界的な経済危機となり失業率が上昇し、就職率は急落しました。コロナ禍の影響が続く中、再び氷河期となるのか?
そんな不安を抱えた22卒体育会学生はどのように就活したら良いかを解説します。是非参考にしてください。
例年より厳しくなる
22卒生の就活が、例年に比べて厳しくなるのは間違いないと思います。
コロナ禍の影響はやはり大きく影を落としており、採用の見送りや縮小など雇用を絞る企業は増えていくと思います。
厚生労働省と文部科学省が行った「令和2年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査」で
12月1日で82.2%と前年の同期87.1%から約5ポイント落ち込んでいます。
10月時点より落ち込み率は改善したものの、緊急事態宣言の再発で落ち込み率の悪化が懸念されます。
今後、経済への影響が長引くようであれば、いわゆる就職氷河期となる可能性があります。
コロナの流行が始まった時点で、求人倍率が20卒の1.83倍から21卒では1.53倍と
0.3ポイントも低下しています。22卒ではさらに下がるだろうと思われます。
そのため、22卒では就活生の競争率が激しくなることが予想され、例年より厳しい状況になることは間違いないと思います。
22卒23卒の就活事情
22卒23卒は動き出しが早くなる
22卒においても就活の流れ事態は21卒同様で、コロナの感染拡大防止の観点から大勢を集めるようなイベント等の採用活動は行われず、オンラインが中心になります。
21卒で経験をしているので、22卒では大きな混乱はないと思います。
逆に21卒では突然のコロナにより対応が遅れて、スケジュールが後ろ倒しになってしまいましたが、22卒では既にコロナ対応は織り込み済のため、通常より早めに動き出す企業が多い
と思われます。特に中小・ベンチャーは大手の前に優秀な人材を確保しようとするため、
より早期から動き出す企業が多いと考えます。
業界に偏りができ、競争率が高まる?
コロナ禍の影響で21卒では採用活動を中止した航空業界では、22卒の採用も行わない方針を示しています。
その他、サービス業界・小売業界・ホテル業界・飲食業界でも採用を行わない企業が多く、
採用活動をする業界が限られてきます。その業界を就活生で取り合う状況となるので、競争率はおのずと高まることとなります。
22卒23卒体育会学生が就活を乗り越えるには
コロナのダメージは、部活で時間のない体育会学生にとっては更に深刻で21卒以上に「やばい」状況になるでしょう。
そんな状況を乗り切り、就活を成功させるために必要なことについて解説します。
早めの行動が重要!
突然のパンデミックによって混乱した21卒と違い、22卒ではコロナ禍の影響下での採用活動
が企業にとって既定の事実です。
体育会学生はそろそろオフも終了し、ラストシーズンに向けて練習も再開されてきます。
そうなると、どうしても就活がおろそかになってしまいがちです。
特に競争率が高くなると思われる業界では、出遅れてしまうとあっという間に受けられる企業が少なくなる可能性が高いです。
業界を絞りすぎず、広く探す!
前述の航空業界のように採用活動を行わない、採用を縮小するといった業界が増えてくる中
新卒を募集している業界自体が限られてくる可能性があります。
場合によっては受けたい業界を受けられないという可能性があるかもしれません。
そのため、業界に拘りすぎずに広く探した方が賢明と思います。
急なスケジュール変更に対応する
コロナ禍の影響で企業の業績に変化が起きやすく、それにより選考スケジュールの急な変更があるかもしれません。
採用活動の中止、一時停止や再開など、コロナ感染者等の発生により変更が生じることは十分に考えられます。
体育会学生の場合、部活に夢中になりすぎてチェックを怠ると知らない間に終わっていたなどという事態がないとも限りません。
自分が気になる企業のスケジュールに変更がないか、常にチェックし把握しておくようにしましょう。
22年・23年卒体育会学生が就活を成功させるには
コロナ禍により状況が一変してしまった就活戦線ですが、「ついていない!」と嘆いてばかりはいられません。
一般学生はそれこそ必死で取組んでいます。
人気があるといわれる体育会学生ですが、厳しい就活戦線を成功させるために意識すべきこと、準備しておくべきことをご紹介します。
自分に合った企業はどこか?の目線で
体育会学生が就活を乗り越え成功させるには、まず自分の受けるべき業界を定めることが大切です。好きな業界だけでなく、自分に適しているのはどの業界であるかを定めておくことが重要です。
「自分のやりたいこと」で探すもの大切ですが、必ずしも採用に積極的な業界かどうかわかりません。就活を成功させるには自分のことを求めている企業や業界、つまり自分にあったところを選んで受けることが重要です。
そのためには自己分析をしっかり行い、強み・弱みを把握し、自分にはどんな仕事ができるかを考えながら、軸を定める必要があります。
全てにおいて早めに準備する
就活を成功させるためには、自己分析や面接練習といった準備を早めに取りかかるべきです。22卒では企業の動き出しが例年より早くなることが想定されるので、早め早めに動いておく必要があります。
自己分析と企業・業界研究はエントリーシートや面接での質疑応答など、就活におけるすべての土台となります。その土台を面接本番でうまく発揮するために必要となるのが、面接練習です。
22卒でもweb面接が中心になると思います。早い段階から練習し、慣れておくことが重要だと思います。
できるだけ多くの企業から内定を多くもらえるように
22卒の就活で最も重要なことは、エントリー数を多くし、積極的に面接を受けることです。
例年でもエントリーした全ての企業の選考に進めるわけではありません。22卒では例年より
競争率が高くなることから、できる限り多めにエントリーすることが重要です。
コロナ禍の影響で志望していた企業が突然採用を打ち切ったり、停止したりするかもしれません。それによりエントリー数が減ってしまう可能性があります。
体育会学生の場合、部活との兼ね合いなどがあり大変かもしれませんが、できる限りエントリー数を増やし、実戦経験を積むことで就活力を付けていきましょう。
また、たとえ本命企業でなくても内定をもらえるような人間になってほしいと思います。
内定をもらえるということは「必要をされる人になる」ということです。
その評価自体が自信となって、本命企業の選考にも堂々と臨むことができるでき、結果本命企業から内定を獲得できたという良い結果に繋がることになると思います。
イベントや相談会を積極的に活用しよう
自分にあった企業はどんな企業か?多くエントリーするには?など、忙しい体育会学生にとっては、エントリーする企業を探し出すこと自体がなかなか難しいことかもしれません。
また、コロナ禍でオンラインでの就活が主流となってしまいがちですが、正直、オンラインだけでは、体育会学生が持つポテンシャルを発揮しづらいと思います。
やはりリアル(対面式)で企業と会い、話しをすることでより良い結果が出ると思います。
そこで、リアル(対面式)で行われる就活イベントには積極的に参加し、できるだけ多くの企業と出会うことが大切だと思います。
就活相談会などにも参加して、エントリーシート対策や面接練習などのアドバイスから、客観的な視点からの企業探しなどサポートを受けるのもいいと思います。
特に、時間のない体育会学生は積極的に利用することで更に効果が出ると思います。
まとめ
22卒23卒の就活は「やばい」というのは現実です。コロナ禍の経済への影響は大きく、いまのところ終わりが見えていません。
採用活動を中止・縮小する業界などもあり、受けられる企業も限られて競争率が高くなり、志望の企業や業界へ進めないということも考えておかなくてはなりません。
そのためには、やはり早めに行動して自分に合う企業を見つけて、1つでも多くエントリーをして、選考に進めるように対策して内定を獲得していくことが重要であると思います。
体育会学生は各競技の中で日々、大会や試合に向けて準備をしていますね。
就活も同じです。全ては準備で決まります。
しっかりと準備をして、最終的に志望企業からの内定を勝ち取りましょう!
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