1分でわかる!体育会学生自己PRのコツ!
2020/05/18
体育会学生の自己PRのコツ!
ESや面接で必ず質問される自己PR、一般の学生に比べて体育会学生は比較的「ネタ」が多いように感じますが、自己PRのポイントを押さえていないと折角の「ネタ」も生かされません。
今回は自己PRをする時に、覚えておいた方がいいポイントをご紹介しますので、是非マスターしてください。
論理的な伝え方を意識する
体育会の学生に多いのは、競技を頑張ってきたことだけを伝えることが多いです。例えば「4年間レギュラーで試合に出ていました」など、頑張ってきたことはとても重要ですが、実は面接官はあまり重要視をしていません。
重要なのは、そこに至るまでにどんな困難があって、そうなったかというプロセスとそこで得た経験などを伝えることです。
論理的に伝えるためには
「結論→概要→課題→自分がとった行動→結果」
を意識して、文書に書き出してみましょう。
更に、その導き出した結果をもって「入社したら自分はこういう風に御社に貢献できます!」とまで伝えることができれば完璧ですね。
体育会学生の部活動自体に企業は興味を持っていない
体育会学生にありがちな部活動頑張りました感、実は企業側はあまり重視していません。
リクルートの調査「就職白書」によれば、企業が採用にあたり重視するのは
1位「人柄→92%」
2位「企業への熱意→77%」
3位「今後の可能性→65%」
となっています。
一方で、「部活動を重視→9%」と体育会学生が思っているより、かなり低い数字となっています。
そのため、ただ単に部活動頑張りました!のような体育会学生による自己PRは、残念ながら企業にはほとんど評価されません。
部活動を通じて、自分が取り組んだことを語れ
すべての体育会学生が何事も問題なく、部活動をやってきたとは思えません。
例えばレギュラーにはレギュラーの課題や悩みがあります。選手から主務に変わったなど役割によっての課題やそこに至るまでの悩みなど、人によってそれぞれあると思います。
例えば・・
「自分は4年間野球をやって、2年生から主務となり、影でチームを支えてきました」だけでは、せっかくの貴重な経験をうまく自己PRとして伝えられていませんよね。
どんな考えでそうなったか?プロセスを語ろう
企業側が知りたいのは、あなたがどういう考えで、どう取り組み、どう行動をしたかということを通じて、あなたの人柄を知りたいと思っています。ですから、一番重要なのは「自分がとった行動」なのです。
例えば・・
「自分は4年間野球で活躍するために○○大学へ入りましたが、1年生の終わりに大きな怪我をしてしまい2年生から主務をしています。怪我によりプレーヤーとして続けていくことに限界を感じ、自分がチームのためにできることは何かを考えた結果の選択でした。
そこで、自分の怪我でより強く感じたチームのフィジカル面の弱さ、これを克服するため私が考え、月単位の筋トレの個人別目標設定を作り、課題を見える化しました。それによりチームのフィジカル面の強化をすることに繋がり、チームでも○○という結果を残せました」
という風に書くと、結論→概要→課題→あなたの行動→結果という流れになり、より相手に伝わると思います。
よくあるのは、例えば「チーム一丸となりやりました」や「必死に努力しました」などと表現する学生が多いですが、抽象的な表現では何も伝わりません。
日頃から、論理的に文章を組み立ててみるという練習をして、伝える能力を向上しましょう!
体育会学生が勘違いしがちなポイント
体育会学生に多いのは、熱く語っているものの少し焦点がずれていることがあります。
注意するポイント
1.あくまであなた自身のことを語りましょう!
あなた自身のことを語っているつもりでも、よく聞く(見る)とチームでの実績やチームとしてとった行動にな
っている場合があります。
2.人事や面接官はそのスポーツの専門家ではない
あなたは自分の競技の専門家ですが、人事や面接官は全くの無頓着かもしれません。
どんなにあなたが実績を語っても、その凄さがわからないなどということがあります。
説明する際にはできるだけ具体的な数字(例えば○○チーム中、1位など)を入れて示すのがいいでし
ょう。
体育会学生にとって、自己PRは絶好の機会であることは間違いありません。
言語化をうまくすることで、伝わる力が更にUPします。
各競技の試合と同じで、組み立てをしっかりとして、自信をもって臨めるように準備しましょう!
この他の対策やポイントは当社の経験豊富な体育会専門キャリアアドバイザーに是非お問い合わせください!
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