内定がゴールではない、その先どう生きるかが大切
2020/06/05
内定がゴールではない、その先どう生きるかが大切
コロナウィルスも一旦落ち着いた6月、選考解禁で就活もいよいよ終盤戦に突入していきます。エントリーシート・グループワーク・オンライン面接など多くの課題を乗り越え、最終面接を経て、内定獲得に向けてラストスパートですね。
結果として内定がもらえると、努力が報われたと非常に嬉しいものですね。
ただ、部活セミナーなどでもお話ししているように、内定=ゴールではありません。その後の行動や考え方で人生が変わると思います。本当にいい選択をしたと思えるようにするにはどうしたらいいかについてご紹介します。
コロナで一変した社会環境
これまでは景気が好転していたことから、学生が優位な状態いわゆる「売り手市場」でした。しかし今回のコロナウィルスで経済への影響は大きく、一度落ち込んだ状況が回復するまでには、相当な時間を要すると考えられます。
企業の採用計画にもさまざまな影響が出て、就職氷河期と言われた時代が再び訪れる可能性があります。
また、今回のコロナにより採用活動のオンライン化が更に進むことが予想され、更には採用活動自体も個人にダイレクトにアプローチしていくダイレクトリクルーティングが拡大していくと思われます。
そういう意味では、今まで以上に「社会に出ていくにあたっての自分の軸の整理」が重要になってくると思います。
自分がどんな人間なのか、何を大事にしているのか、将来どのような仕事や働き方したいか、などを改めて自分も見つめ直し、整理しておくことでこの先どう生きるべきかのヒントが出てくるのではないでしょうか。
内定はゴールと考えてはいけないのか?
社会に出る手段として、内定を獲って企業に入るという行動はもちろん間違ったことではありません。
その一方で、新卒入社3年以内の離職率でおおよそ3割が会社を辞めている現状があります。会社を辞める理由はそれぞれで、もっとレベルアップしたい・海外へ留学したい・最近で多いのは起業をしたいなどもありますが、一番多いのは「こんなはずではなかった」という理由のようです。
体育会学生は、部活で就活に割ける時間が少なくなりがちです、あまり深く考えることなく、企業の選定をしている学生も多いように感じます。
コロナの影響で売り手市場からガラリと状況が変わった中、「内定が獲れたから、この会社でいいや」と妥協をしてしまっていることはありませんか?
何をゴールとして考えるのか
では何をゴールとして考えるのか?となりますが、まずはその内定に納得しているかが大切です。もう他を受けるのが面倒だとか、ここで妥協するかとなっていませんか?
さらに一番大切なことは、3年後の自分や将来の自分の姿を想像できているかということだと思います。
内定を貰ったという結果だけで、その事が置き去りになっていないでしょうか?
就活の中で企業研究もして、面接などを経て、会社のことを理解したと思いますが、そこで自分はどのように働くのか
辛いことがあっても納得して頑張るなどという気持ちが湧いてくるような選択ができたかどうかが重要となります。
体育会学生と面談をしていると、部活に多くの時間を割いてきたため、充分に自分の軸の整理をしていない・できていない学生が多く、自分はやりたいことがわかりませんとか、見つかりませんというような話しを聞きます。
これからの時代は、生き方の選択肢がもっと多岐にわたるようになります。これまで以上に自分で主体的に選択をしていく時代ということです。自分はどう生きるのかという事に向き合い、自分でキャリアを作っていくという強い意識が必要です。
内定を獲れた=就活が終わり ではなく、最後まで就活をやりきることによって自分の軸の整理ができ、将来の自分の姿を見つけて行くことができるのではないでしょうか?
もしかしたら、会社に属することでなく、自分で起業するというような結論へ導かれるかもわかりませんね。
いずれにしても、就活は社会に出る前のビックイベントです。
是非、この過酷なビックイベントを最後までやり抜き、多くの体育会学生が自分にとってのゴールは何かを掴む、若しくはヒントを得るイベントとなるよう向き合ってくれることを願っています。
自分ではどうしてもわからないという方は、当社の経験豊富な体育会専門キャリアアドバイザーに是非ご相談ください!
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