1分でわかる!体育会学生は自己分析で軸をつくるべき!!
2020/07/23
そもそも体育会学生の皆さんは、自己分析ってやったことありますか?
高校や大学の授業でそういう機会があったかもしれませんが、今後の進路を導き出すための自己分析って、就活の
時期しかできないですよね。
就活における自己分析とは過去の出来事に対して、自分の考えや価値観、特徴などをアウトプットすることです。
自己分析の目的とは
就活において、自己分析の目的とは何か、企業が求めている資質を自分は持っているかなど、いろいろ書かれていることは
ありますが、大きなポイントを以下の2点に絞りました。
1.今後の進路(企業選択)の軸を見つける
2.自分のことを明確に伝えられるようにする(面接時など)
1.今後の進路の軸を見つける
今後の軸を決めていく=自分がやりたいことや譲れない条件など、企業選びの軸を作成することです。企業選びの軸
は、どの企業が自分に向いているかなど、エントリーする企業の「ものさし」になる部分です。
この軸をしっかりと定めて就活をしている人は、仕事選びのミスマッチを避けることができ、自分にあった仕事を選択する
力をつけることに繋がります。
自己分析の結果、会社に属することよりも自分で起業をして何かをやりたい、ベンチャー企業がむいている、大手で安
定志向など、企業選びに対する考えを明確にすることができます。
自己分析を通じて企業を選択する基準を少しでも多く設定することが重要です。
2.自分のことを明確に伝えられるようにする
就活においては特に面接時になると思いますが、自分のことを話して、面接官に伝わらなければ「自社に合う人材か
どうか」など判断してもらえません。
その前にそもそも自分の事がよくわかっていないという体育会学生がいます。それでは面接官に自分の事を売り込むこと
はできません。
就活とは「企業に対して自分の労働力を売り込むこと」だと言い換えることです。
自己分析のゴールとは?
では企業側はどういうところを知りたいか、リクルートの就職白書によると、企業が採用にあたり重視しているのは以下の3点です。(以下の表をご参照ください)
①人柄 ②企業への熱意 ③今後の可能性
体育会学生が考えている所属クラブ・サークルに比べて、いかにこの3点が重視されているかよくわかります。
自己分析をして、自分が選択した企業の対してこの3点を中心にうまく伝えられることが、ゴールに近づくことではないでしょうか。
自己分析のコツ
自己分析で3点(人柄・熱意・今後の可能性)をしっかり人に伝えられるようにするということが、必要であるとわかったと思いますが、肝心の自己分析のやり方についてどうしたらいいか、最近はネット等を通じて様々な自己分析ツールも入手できます、これらを片っ端からやればいいというものでもありません。自己分析は広さではなく深さです。自分について深く考える事が重要です。
自己分析にはいくつかの方法があります。今回は代表的なもの3点のみご紹介します。
① 逆算型自己分析 ・・ 未来から掘り下げていくやり方
② エニアグラム自己分析・・ 9タイプ中、自分がどのタイプに当てはまっているかを診断するやり方
③ モチベーショングラフ ・・ モチベーションの上げ下げにより、自分はどんな価値観や特徴を理解するやり方
自己分析はいつからやるべき?
自己分析の必要性や実践方法などを紹介しましたが、自己分析っていつから始めればいいの?と疑問に思うかもしれません。自己分析はすぐに始めた方がいいでしょう。
自己分析は就活において基礎となるものです。企業研究や業界研究をしていく上でも、自分の志向や分析ができていなければ判断できません。
自己分析が難しいときは、家族・友人や先輩など、第三者からの客観的意見を取り入れてみるのもいいかもしれません。
ただし、聞くべき人を慎重に選ばないと自分にとって都合のいい偏った意見となる可能性がありますので、注意してください。
さいごに
正直、これまでの就職率等を考えると自己分析をしっかりやっていなくても、就職はできる会社はいくらでもあると思います。
しかし、自己分析をしっかりやることって人生であるでしょうか? ちょうど皆さんが社会に出ていこうとするタイミングでゆっくりと自分を分析するってことは就活だけではなく、今後のライフプランを考える上で重要なことではないでしょうか。
これを疎かにしてしまうと自分の理想の人生から現実を遠ざけることになりませんか?
自己分析をするなら早いほうがよく、考えれば考えるほど自分への理解が深まっていき、太い軸ができます。
その軸をもって、幸せな人生になるための手段として就活を始めましょう!
SNS
@spokyari2020