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体育会学生は自己PRで差をつける!!

2020/08/01

体育会学生に自己PRをしてみてとお願いしたところ、いざ人前でとなると日頃元気な学生たちも意外と話しができ

ないということが多いです。

特に体育会学生は部活のことを中心にアピールすることが多いですが、アピールの仕方次第ではあまり評価されない

場合もあります。そもそも部活がどれだけ評価されるかもわかりません。

自己PRの時、部活で頑張った経験について語ることは有効なアピールになるのでしょうか?

 

企業(人事担当者)は部活をアピールする学生の何を見ているか

部活のことでアピールする際には、企業(人事担当者)は学生の何を見ているかを知る必要があります。

部活の頑張りで何を評価されるのか、どのようにアピールすれば最も効果的に自分を印象付け、評価を高めていけるのかを知ることが重要です。

 

部活での役職はあまり関係ない?

体育会学生の自己PRで比較的多いのは部活で役職経験していたということをアピールすることがあります。

しかし、企業からすると役職はほとんど関係ありません。もちろん、何もやっていないよりは役職に就いていた方が印象には

残りやすいかもしれませんが、重要なのはそこではなく、部活を通して「何を学んだのか」が重要です。

ですから、役職の有無やどんな役職であったか・・よりは、いかに多くのものを学んだかになります。

 

輝かしい功績よりも努力した過程

自己PRの際に部活で残した実績が重要だと考える人がいますが、それは間違いです。

就活での自己PRでは実績よりも、その実績を得るためのどんな経緯があったかが大切になります。

就活では、努力の過程を話さない全国大会出場よりも、血のにじむような努力をして地区予選を突破したことの方が価値のあることなのです。

その結果を出すために、どんな努力をしてきたか、こんなエピソードがあったなどをPRするようにしましょう。

 

自分をアピールすることが大切

自己PRで人事担当者が見ているのは「部活」のことではなく、「あなた」のことです。

部活の実績がいかに高くても評価が高くなることはありません。人事担当者が自己PRから知りたいことは「どんな強み

があるのか」「どんな経験をしてきた学生か」などです。

そこから、あなたが会社の社風にあっているか、将来性はあるのかなどを見ています。ですから自己PRでは自分の強みを

アピールし、その中で実績が高ければ、より効果的にアピールができると思います。

自己PRでは自分をアピールすることが重要です。

 

企業が求めている人材を知ることも大切

自己PRで上手に自分の能力をアピールするためには、企業が求める人材を知ることも大切です。

できれば企業が求める人材を知った上で、自己PRすることが大切です。

仕事には向き不向きがありますし、仕事に対しての適正は非常に重要なことです。長期的に成長して活躍できる人材を企業も求めています。したがって、しっかりと企業研究をした上で自己PRの内容を決めることが大切だと思います。

自己PRでは自分の能力はどのように活かせるのか、どのように貢献できるのかを具体的にアピールしましょう!

 

 

体育会学生の自己PR 4つのコツ

これまで書いたように自己PRは正しく行うことが重要であり、ポイントを間違えれば逆に不利になってしまいます。

正しくアピールすることができれば、部活での経験は就活で大きな武器になります。

部活での経験を活かすためのコツを紹介します。

 

1.継続力をアピールする

部活での頑張りをアピールする際に大切なのは結果ではなく、活動を通じてどのようなことを学んだのかなど過程が大切です。部活での経験はそれぞれ違い、そこから得るものも人それぞれなので、基本的にどのようなものでも構いません。

重要なことは部活で取組んだ期間や数字などを示し、定量的に数値化できるとわかりやすいと思います。

 

2.具体的なエピソードを挙げる

自己PRは結論から述べ、その次に根拠を示して信頼性高めていくという構成が基本になります。その根拠となるのが、ど

の部活でどのような経験をしたかというエピソードになりますが、できるだけ具体的にあげるようにしましょう。

エピソードを具体的に話すことで、人事担当者もイメージしやすく印象に残ります。部活を行ってきた上で、一番困難だった

一番苦労したエピソードを挙げるといいかもしれません。困難な出来事を挙げることで、それを乗り越えた自分の能力の高さをアピールすることができますので、より効果的となります。

 

3.5W1Hでまとめる

自己PRで大切なことのひとつに「相手にわかりやすく伝える」ということがあります。

せっかくの良いエピソードも文章がバラバラでは相手に伝わりません。文章をわかりやすくまとめるポイントとして「5W1H」

というのを考えましょう。

WHEN(いつ)、WHO(だれ)、WHERE(どこで)、WHAT(何を)、WHY(なぜ)、HOW(どのように)

の6つのポイントに整理して構成することです。

5W1Hを意識することで自分自身も文章をわかりやすくまとめることができ、相手にも伝わりやすいものになるでしょう。

 

 

4.チーム内での役割を伝える

部活で役職についていなくても、自分の役割やポジションを伝えることが大切です。

華々しいエピソードがなくても、部活を通じて継続して努力したことや身につけたことで、どれだけチームに貢献できたかを

アピールすれば良いのです。

1つの事に対して、継続して努力をする人物であることをPRし、会社に入った後にどう繋がっていくのかを伝えましょう。

 

個人競技とチームスポーツで違いは?

個人競技だからアピールできること、チームスポーツだからアピールできること、それぞれあります。

個人競技ではいかに自分と向き合ったかをアピールできます。個人競技は自分自身との戦いでもあります、苦しいときや辛い時なども自分一人で立ち向かい、いかに自分に厳しくすることができるかが大切です。そのポイントをアピールできれば好印象になりやすいです。

チームスポーツの場合は、周囲とどれだけ協力することができたなど、チームワークに高さなどをアピールできます。

企業では周囲の人と協力して仕事を進めなければならないことも多く、柔軟性や協調性も重要です。

チームとして働き、周囲に良い影響を与えられることをアピールすると好印象になりやすいでしょう。

 

注意するポイント

部活で活躍するために積極性は必要ですが、社会に出れば、仕事でも同じことが言えます。

積極性は仕事にも必要な能力であり、うまくアピールできれば高評価を獲得できますが、アピール時には自己中心的な印象を与えないよう注意が必要です。積極的であり、周囲とうまく協調しながら物事を進められるということをアピールするようにしましょう。

 

部活でのことをアピールする時に、専門用語は使わないようにしましょう。人事担当者は必ずしも部活のことを理解している

人ではありません。誰が聞いてもわかりやすく、伝わる内容で話しをしましょう。

 

最後に

就活での自己PRの題材は様々なものが挙げられますが、どれをアピールするにしても裏付けとなる根拠やエピソードが必要です。それぞれの経験の中から根拠を見つけていくことになりますので、部活に限らず様々な経験が就活には役立ちます。

どのような経験を用いて自己PRする場合でも、基本的に考えることは同じです。面接官はエピソードの何を見ているか、

評価の対象はどこかを考えることが大切です。

自分の経験を掘り起こして、正しい自己PRを作成できるように準備していきましょう!

 

 

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