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体育会学生は就職に有利?失敗する学生の特徴

2020/09/25

これまで一般的に体育会学生は就活に有利と言われているのを聞いたことありませんか?

有利と言われている理由と部活でなかなか時間のとれない体育会学生に向けた、就活の進め方について解説してみました。

少しでも参考にして、効率的に就活を進めて行きましょう!

 

体育会学生が有利と言われる5つの理由

体育会学生は就活に有利と言われるのはどんな理由からでしょう。以下の項目は、企業が体育会学生であればと期待している項目です。

自己PRにつなげて、しっかりとアピールできるようにしましょう。

 

1.目標達成に向け努力できる

体育会学生は個人や団体などの競技に関係なく、目標や試合に向け、日々努力をしていると思います。

目標に対して、自分が何をすべきか考え、計画し、実行できることは簡単ではありません。

学生のうちから習慣化していること、個人やチームで結果を出す経験をしているところが社会人になっても生きると企業から期待されています。

 

2.勝ち癖がついている

体育会学生は当然、勝つことを目標にして練習をしています。チームで切磋琢磨しながら辛い練習を乗り越え

た経験があるはずです。

その中で勝った喜びや感動を分かち合った経験は、社会人になってからでも活かせる経験でしょう。

 

3.強靭なメンタルと体力がある

厳しい練習や試合に耐え抜いた体力や気力は他の人には負けないと思っている学生も多いのではないでしょう

か。日々の努力は必ず身になっています。

近年、卒業後3年以内の離職率は約3割と言われています。この離職率について問題視する企業も多く、体力・精神力ともに鍛えられた体育会学生は期待されるのです。

 

4.スケジュール管理能力

部活を本気でやりながら学業・就活へも取り組むことは、大変なことです。

学生のうちからハードなスケジュールをこなしてきたというのは、時間管理能力が必要である社会人になってから

も大いに役立つ経験です。企業からすると、効率よく仕事をしてくれるのではないかという、印象を与えることになるでしょう。

 

5.礼儀やコミュニケーション

体育会学生は監督・コーチなど目上の人と接する機会が多く、更に上下関係を重んじた環境の中で生活をし

てきています。その中で自然に礼儀やコミュニケーション能力も自然と身についている学生が多いはずです。

 

就活に有利な部活は?

部活の競技の中でも団体競技は比較的好印象と思われます。団体競技は個人の力だけではなく、コミュニケーション力が求められます。

コミュニケーション力がある人は集団面接などでも周りの状況をみて、対応できる人が多い傾向にあります。

その中でも、ラクロス・アメフト・ホッケーなどは大学から始める場合が多く、大学入学以前にしっかりと勉強に力を入れ

大学に進学してきた人が多い傾向があります。

そのため、企業からは文武両道のイメージがあり、受けがいい方であると言えるかもしれません。

体育会学生の就活の進め方

一般学生に比べて時間に余裕がない体育会学生は、就活に割ける時間が限られています。

効率的に就活を進めていくにはどのようにすればよいかを4つに分けて説明します。

 

1.早めに行動する

就活は早めに準備することが大切です。一般学生と同じスタートではなく事前に準備を進め、計画的に行動す

るようにしましょう。

 

2.業界・職種・企業を知る

自分にあった企業を知るためには、全体像を把握する必要があります。インターンやイベントなどを通じて、どん

な業界や職種があるかを知り、志望を絞るようにしましょう。

 

3.自己PRのポイントを知り、差別化を図る

まずは自己分析をしっかりと行い、自分のこれまでの経験や学んだことを振り返り、他の学生にはないあなただけ

のPRポイントをまとめ、しっかりと伝えられるようにしておきましょう。

 

4.就活中も部活に全力を尽くす

練習も就活も全力で取組んでいることを企業の人は見ており、体育会である強みが発揮されます。

もちろん面接や説明会を休んで、部活にばかり行くことはお勧めしませんが、忙しくなる就活の時期を見込んで

早めに準備するようにしましょう。

 

就活に苦戦する学生の特徴

就活に有利と言われている体育会学生ですが、なかなか内定がもらえない学生も一定数います。

では、内定がもらえない体育会学生の特徴とはどんなものなのでしょうか。

 

大手志向が強い

部活に専念していて就活の準備をほぼしていない学生は、「とりあえず大手」という思考を持っている学生が見受けられます。

当然のことですが、大手は希望する学生も多く、ライバルも多くいます。

その中で「とりあえず大手」という理由では、なかなか厳しいと思います。

 

プライドが高い、謙虚さがない

自分に自身があることは素晴らしいことですが、社会人としての経験はありません。

企業は素直で前向きな学生を採用したいのが本音です。

このことからも、素直さや謙虚さのない学生は、内定がもらいづらい可能性があると思います。

 

なんとかなるだろう・・

これまで挫折経験を味わったことがあるからこそかもしれませんが、「なんとかなる精神」が行き過ぎている学生もいます。就活はそんなにあまくありません。

中身のない学生である・・という印象を与えないよう将来についてしっかりと考えましょう。

 

体育会=内定をもらえる訳ではない

体育会だからと言って無条件に優遇されるわけではありません。企業は体育会に所属している学生を評価しているのではなく、これまでの「部活での経験」を評価しています。

その経験をしっかりとアウトプット(伝えられる)ようにしなければ、相手に伝わりません。

体育会だから大丈夫という満身は、遅れをとってしまうかもしれません。

 

まとめ

体育会学生が有利と言われているのは、部活を通じて学んだことや身につけたことが、結果として好印象に繋がって

いるからだと思います。

勘違いしてはいけないのは、体育会というだけで内定がもらえるわけではないということです。

自分の経験に基づきアピールし、相手に伝えられるよう言語化しておきことなど、しっかりと準備することが重要です。

部活に専念するあまりついつい準備が遅れがちになりますが、早期に始めて納得のいく就活ができるように頑張りましょう!

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