公務員を目指す体育会学生が読むべき、後悔しない進路の考え方!
2020/09/12
21卒のみなさんにおいては、民間企業の選考時期も終盤となってきています。一方でこれから公務員試験が佳境を迎える時期となります。
毎年、公務員希望者は一定数いますが、体育会学生では教員・警察・消防などというところを希望する学生が多いですね。
特にコロナ禍の中で民間企業も苦戦している状況では、来年以降も公務員を希望する学生が増えるのではと考えています。
本当に公務員試験一本でいいの?
体育会学生の中でも「公務員試験1本で行きます!」という学生がいます。確かに準備も大変なので集中したいと
いう気持ちも理解できます。
特に、公務員を希望する学生は小さい頃からの夢であるなど、理由がしっかりとしています。
しかし、公務員になるためには一般企業の選考も受けた方が絶対いいと断言します!
受動的である公務員、能動的である一般企業
公務員という仕事は、特定の相手から利益を得ている訳ではありません。
誰に対しても平等にサービスを提供し、利益を基準に判断をすることが少なく、社会貢献度が高い仕事です。
その一方で、国や自治体などが決めた方針に沿って仕事をしているので、自分のやり方・考えだけで仕事を進めるというのは難しいです。
普通であることの状態を作ることが当たり前と思われているので、みんなのために働いていますが感謝をされたりすることが少ないです。むしろ、何かのミスや問題を起こしてしまった時は、民間企業の何倍も注目されて大きな問題になってしまうということがあります。
一方、民間企業はそれぞれで色々な仕事の環境がありますので、自分にあった企業が見つけやすいです。
サービスを提供した人から対価を得るというのが、一般的な民間企業なので、会社の利益に直接つながる仕事をyり、頑張った分だけ感謝され、その報酬として自分の給与などの待遇にも反映されやすいのではないでしょうか。
しかし、最近では日本独自の年功序列制度の撤廃で能力により、報酬が変わる成果報酬型へと移行をしている企業がほとんどなので、成果を出せない人は淘汰されていくような環境となってきています。
自分で考え、能動的に動ける人は民間企業で結果を出すことの方が向いているかもしれません。
民間企業で経験を積んでから公務員になるという選択
公務員を志望する体育会学生でよく聞くのは、経験や準備不足で試験に落ちしまうことです。体育会学生は部活があり、選考対策の時間がとれないなど一般学生よりも準備不足になりやすいです。
公務員試験は試験日程がかぶっていることが多く、他の公務員試験で練習(試す)ということがなかなか難しいです。
体育会学生に対して「部活しかしていないので視野が狭いのでは?」というイメージを持っている企業人はいます。
そういう中で、「公務員しか受けません」となると、余計に視野が狭いと受け取られることになります。
そういう人は少数かもしれませんが、「民間企業も受けた上で、公務員を志望します」というと広い視点で進路を考えているという印象になりますし、実際、世間一般の状況や各企業がどんなことをしているかを民間企業に就職し、勉強した上で公務員試験にチャレンジした方が、将来的に公務員としても活躍ができるのではないでしょうか。
公務員試験も民間の選考でも面接というのはあります。「志望度の高さ」「求める人材であるか」「考え方がしっかりとしているか」など公務員でも民間でも、選考の視点は変わらないと思います。
面接で一番うまくいかないのは、緊張して思い通りに話しができないことで、これを克服するには回数をこなすのが一番です。
そのためにも就活イベントに参加し、民間企業の選考を受けて、実際に企業の人事担当者と話しをすることが一番の対策ではないでしょうか。
もしかしたら、企業の選考を受ける中で考え方が代わり、進路を大幅に変更するなんてこともあるかもしれませんね。
公務員志望の学生がやってしまいがちなミス
よくあるのは「子供のころからの夢で・・・」など公務員への憧れだけで志望する学生がいます。もちろん子供の頃の夢を実現できることは素晴らしいことです。
しかし、それだけでは入ってから感じるリスクも大きくなるかもしれません。(民間企業も同じです)
1つ目は現実を見ないまま入社してしまうと、イメージと違った部署に配属された時のギャップが大きくモチベーションが
保たれない可能性があります。
どんな仕事に就く(配属)される可能性があるのか、自分がやりたいことであるのか等、本質を十分理解した上で志望することが大切です。
2つ目は体育会学生の場合、先程述べたようにそもそも準備不足の場合があり、試験に合格することが難しい場合があります。エントリーシートや面接で志望動機を伝えたときに内容が薄く、覚悟が足りていないと判断されるという事態になりがちです。
民間企業でも同じですが、公務員を志望するにあたっては以下3点をよく考え、意思を明確にしておくことが何よりも大切です。
1.「なぜ公務員なのか」
2.「なぜそこで働きたいのか」
3.「公務員になって何がしたいのか」と
さいごに
公務員という仕事は、多くの人が平和で安心して暮らせる社会を作る、という非常に社会貢献度が高く責任の重い仕事です。だからこそ、覚悟を持って働いてほしいと思っています。
これからは社会のことを知った上で、公務員になれるという民間登用も増えてくると思います。
公務員の道へ進むと決めたのであれば、就活では民間企業の選考もしっかりと受けた上で、納得できる進路選択をしてください。
また、これから始まる公務員試験に万が一受からなかった場合でも、民間企業の選考はまだまだありま
一度、社会に出て民間企業で働き、再度チャレンジすることも可能です。
いずれにしても、最後まで諦めずにチャレンジし続けましょう!
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