阪神大学野球連盟主催 『第9回・10回 就職活動スタートアップセミナー』開催
2021/12/10
<2日間 362名 体育会野球部学生・ ゲスト企業延べ 30社が参加>
12月4日(土)、5日(日)の両日、阪神大学野球連盟が主催する「就職活動スタートアップセミナー」が、大阪梅田にあるアクセス梅田スペースにて開催された。
これは2016年6月の開催を初回とし、阪神大学野球連盟が独自で、連盟に所属する体育会野球部の学生たちを対象にスタートさせたもので、3年生が秋シーズンを終えたタイミングで、就活・キャリア形成を目的に意識付けを目的とし、就活が本格化するオフシーズンのきっかけにしてほしいと、毎年この時期に開催されてきた。
今年度も(株)スポキャリとアクセス就活<(株)アクセスネクステージ>がコラボして協力する形となり、セミナー当日は阪神大学野球連盟に所属する大学だけでなく、他連盟大学の学生たちも参加した。
2日間開催 (午前・午後の計4回) の講座に、総数362名(予約数382名)の学生が参加、ゲスト企業も15社(2日間:延べ30社)を数え、盛況なイベントとなった。
このセミナーは、社会人生活を意識する貴重なイベントとなってきており、今年度のドラフトで読売巨人軍から1位で指名された、扇田大勢投手(関西国際大学)も本セミナーへの参加経験がある。
『就活支援講座』の大切さ
4回のセミナーは、それぞれ『就活支援講座』からスタート。その後に学生の皆さんがゲスト企業を訪問するというスタイルで行われた。企業訪問は1名6社以上となった。
その就職支援講座の開始前に「今セミナーの就職活動が『初めての学生は?』と手を挙げて貰うと約8割の学生が初めてである。」と返答する状況。
約1年半で社会人になる体育会学生たちは、練習や試合などタイムマネジメントが難しい中で、各講師の講座は「社会人になる覚悟」を啓蒙する内容となった。
初日4日(土)午前スタートの第1部では、宮崎 正志 氏(大阪産業大学野球部監督/連盟常任理事)が講演。
午後スタートの第2部は 辻 和宏 氏(株式会社新潟アルビレックスBC/取締役編成部長 兼 総合営業部長)が講演。
翌5日(日)は、第1部が 濱名 篤 氏(阪神大学野球連盟 会長 /関西国際大学 学長)が講演。
午後スタートの第2部は 加古 賢一 氏(株式会社楽天野球団 /チーム運営部部長)が講演。
4氏が、それぞれ就活にかかわることや、自身の経験談を含めて講義をして頂いた。
最後に『企業様との約束は、社会との約束である。この就職活動期間で、社会人生活で必要不可欠な時間の約束をしっかりと身に付けて欲しい』と、岡 泰秀(㈱スポキャリ取締役会長/阪神大学野球連盟:常任理事)が、参加学生に呼びかけた。
参加大学
阪神野球連盟 = 大阪産業大、大阪体育大、関西国際大、神戸国際大、甲南大、天理大(以上、秋季リーグ1部校)、追手門学院大、大阪経済法科大、大阪電気通信大、関西福祉大、関西外国語大、摂南大、宝塚医療大、帝塚山大、姫路獨協大、兵庫大、桃山学院大、流通科学大 <50音順>
京滋大学野球連盟 = 花園大
近畿学生野球連盟 = 奈良学園大、阪南大
宮崎 正志 氏(大阪産業大学野球部監督/連盟常任理事)
自身の野球部での3原則を披露 『時を守り、場を清め、礼を正す』
体育会学生だけでなく、一般学生にも通じるコメント。
辻 和宏 氏(株式会社新潟アルビレックスBC/取締役編成部長 兼 総合営業部長)
大阪体育大学野球部から読売巨人軍、そして、BC独立リーグへの想い。
『必要とされ続け、新しい道を創造しよう。』と、自身の経験から学生に熱弁。
濱名 篤 氏(阪神大学野球連盟 会長 /関西国際大学 学長)
第一回から継続的に講義。『体育会の経験だけで大丈夫か?』
常に社会情勢を見据えた、就活支援の講義を展開。
加古 賢一 氏(株式会社楽天野球団 /チーム運営部部長) 大阪体育大学出身
プロ野球界で学んだ『無駄な事を行う事で無駄でなくなる。その無駄が人間の力になる。』と、見えない力の重要性を語った。
ゲスト企業は15社(2日間・延べ30社)が参加。それぞれのブースで採用担当者が学生向けに熱の入ったプレゼンが行われた
学生たちにセミナーの説明、意義を説く
株式会社スポキャリ岡会長(阪神大学野球連盟:常任理事)
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